中古車チェックポイント

外装のチェック

できれば明るい日中にチェックするのがポイント。目でチェックするのと同様に、直接ボディなど手で触ってみるのも大切。前のオーナーのクルマへの想いもここでチェックできます。

Content title check01ボディの歪み

Point 2 01Point 2 02

ボディ全体を見るより、“すき間の幅”に着目するのがポイント

プロでないかぎり、修復した痕跡を見つけるのはかなり難しいことです。しかしフレームまで及んだ、いわゆる“事故車扱い”と呼ばれるクルマについては、修理具合の良否によってその痕跡を見つけられることもあります。 例えば、ボンネットとフェンダーのすき間が左右で微妙に異なっていたり、ボディを斜め横から眺めたとき、ドアとフェンダー部分のツラが合っていなかったり…。ボディ全体を見るより、“すき間の幅”に着目するのがポイントです。これはフレームを複数の方向から数tの力を使って引っ張りながら直す際に、どうしても修正の限界で元のように戻らない場合に起こる現象ですが、腕のたつ職人や高度な設備があるところで修復したものだと、プロでもわからないような完璧な仕上がりになっていることもあります。

Content title check02全体のキズ

中古車を購入するとき、誰もがもっとも気になる項目のひとつが“キズ”

残念ながら、キズがまったくない中古車というのはほぼ皆無に等しいでしょう。明らかに「こすった」「ブツけた」などの目立つものは修理が必要ですが、よく観察してみると、きちんと磨けば消える程度のものも多いのです。ショップでは展示車両を毎日のように洗車するため、元のオーナーがかけたワックスが全部落ちてしまい、地肌にある小さいキズが見えやすくなっています。そんな細かな擦りキズ程度ならクリーナーがけで十分にカバーできるはず。逆に年式のわりにキズが少なくツヤのいいものは、塗装をやり直している場合もあります。塗装表面は年数に応じて確実に劣化してしまうもの。全体のキズ・塗装の状態が年式相応であるか、確認するようにしましょう。

Content title check03タイヤ/ホイール

Point 2 03Point 2 04

中古車を購入する際は、消耗品であるタイヤにも気を配りましょう

タイヤの山がキッチリ残っているかどうか、クギなどが刺さっていないかなどの確認をしっかりしておきましょう。足まわりチェックで意外な落とし穴となるのが、いわゆる“社外品”と呼ばれる、その車種の純正品ではないアルミホイールを装着している場合。その際、盗難防止用のロックナットを使用していると、ホイールをはずすにはキー代わりになる専用のアダプターが必要となります。これがないとホイールをはずすことが出来ません。きちんと、装着ホイール対応のアダプターがあるかどうかを確認しましょう。社外品のホイールが装着している場合は、同時に元々付いていた純正ホイールもセットであるかどうかを確認してみましょう。社外品ホイールの好みは人それぞれですし、純正ホイールに戻したいという場合は新たに購入しなくて済みます。

Content title check04排気音とマフラー

Point 2 05Point 2 06Point 2 07

マフラーは規定の音量以下でないと車検には通りません。破損していないかはもちろん、社外品に換装されていないかも確認しましょう。マフラーも消耗品のひとつ。温度の高い排ガスの通り道なので、いつかはその熱によって穴が開くものです。早いもので4〜5年で交換が必要となります。厄介なのは、購入直後にマフラーが壊れてしまった場合。消耗品なので保証対象外としているお店が多いので、購入前に保証内容をきちんと確認することが大切です。社外品のスポーツマフラーを装着している場合、そのマフラーが車検対応であるかきちんと確認しましょう。その際、「JASMA(日本スポーツマフラー協会)」認定プレートがマフラーに付いているかどうかが、一つの目安になります。このプレートが付いているマフラーは、保安基準への適合が事前に審査・確認されているので、純正品同様に安心して購入できるのです。

カーチスのサービス紹介

Arrow 1カーチスの店舗