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購入のポイント

基本情報のチェック

この情報がきちんと開示されているかがポイント。中古車選びの基礎になる。見やすく、わかりやすく表示されているのも、親切な店かどうか判断するポイントになります。

Content title check01車検表示を確認する

Point 1 01

1:検○.△

○年△月まで車検の有効期限があり、車検取得費用に関する負担がなく購入できます。自動車税は月割りで納めますが、自動車重量税は必要ありません。一般的に車検が長く残っている方が望ましいですが、販売価格は車検の残りを考慮したものになります。

2)検新規(検なし)

車検(法定24カ月点検)を新規に取得するための料金が別途必要になるものです。

Content title check02プライスボードをよく見る

Point 1 02 2

1:支払総額

「車両価格」に「諸費用」を加えた、購入時に最低限必要になる価格。展示店舗の管轄運輸支局等で登録を行い、店頭納車する場合の合計費用になります。

2: 初年度登録年月日(年式)

そのクルマが日本で最初に登録された年月で、国産車であればイコール「年式」と考えてもいいでしょう。しかし、並行輸入車の場合は、年式と初年度登録年月が異なる場合があるので、「○年式」という表示が併記されます。

3:車検証有効期限

車検がいつまで有効なのかを記した欄です。車検が長く残っていれば、購入してからすぐに車検費用がかかることもなく、重量税、自賠責保険などの付帯費用の額が少なくなるメリットもあります。

4:走行距離数

メーターの表示に故障などの疑いのある場合は、距離数の後に?を表記しています。※「カーチス」の展示車両には、走行距離不明車両は含まれておりません。

5:前使用者の定期点検記録簿

展示する時点からさかのぼって過去2年以内に実施された定期点検整備記録簿が備え付けられている場合には「有」と表記されています。記録簿には整備を受けた時の走行距離が記入されているので、その点では安心できると言えるでしょう。

6:修復歴

自動車公正取引協議会基準では、(1)〜(9)を交換または修正したクルマを修復歴有としています。

修復歴の基準

  1. フレーム
  2. フロントクロスメンバー
  3. フロントインサイドパネル
  4. ピラー
  5. ダッシュパネル
  6. ルーフパネル
  7. フロアパネル
  8. トランクフロアパネル
  9. ラジエターコアサポート(交換)

7:保証付き販売

定期点検整備、またはこれに準ずる点検整備をしたうえで、保証書を付けて販売するものを言います。「カーチス」ではカーチスアフター保証として、充実した保証を実現しております。

Content title check03整備手帳・新車保証書を確認する

Point 1 04

中古車を購入する際、誰もがもっとも気にするのはそのクルマの“履歴”ではないでしょうか?

そのクルマはきちんと整備されているものなのか、いつどういう整備を行っているのだろうか。ユーザー車検で整備をやりくりしていたクルマよりも、認定工場で整備を見てもらっていたクルマのほうが安心感は確実に高いはずです。整備手帳をしっかりと見れば、“修復歴有り”というクルマでも、内容次第では安心して購入できるはず。必ず確認してから購入を検討するようにしましょう。また新車から3年以内のものは、保証書がなければディーラーで対応しないこともあります。こちらの書類も合わせて確認したいですね。

Content title check04走行距離メーターについて

Point 1 05

中古車購入時に不安材料となるのが“走行距離のメーター巻き戻し”

確かに少ないのに越したことはないのですが、表示されている走行距離が正しいかどうかは気になるポイント。この時に安心材料となるのは、やはり整備時の走行距離を示した整備記録簿でしょう。これさえあれば、距離はもちろん、整備状況まで一目瞭然です。特にメーター交換が行われている場合には、必ず正規販売店で作業が行われた事が整備記録簿に記載されているか確認するようにしましょう。

外装のチェック

できれば明るい日中にチェックするのがポイント。目でチェックするのと同様に、直接ボディなど手で触ってみるのも大切。前のオーナーのクルマへの想いもここでチェックできます。

Content title check01ボディの歪み

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ボディ全体を見るより、“すき間の幅”に着目するのがポイント

プロでないかぎり、修復した痕跡を見つけるのはかなり難しいことです。しかしフレームまで及んだ、いわゆる“事故車扱い”と呼ばれるクルマについては、修理具合の良否によってその痕跡を見つけられることもあります。 例えば、ボンネットとフェンダーのすき間が左右で微妙に異なっていたり、ボディを斜め横から眺めたとき、ドアとフェンダー部分のツラが合っていなかったり…。ボディ全体を見るより、“すき間の幅”に着目するのがポイントです。これはフレームを複数の方向から数tの力を使って引っ張りながら直す際に、どうしても修正の限界で元のように戻らない場合に起こる現象ですが、腕のたつ職人や高度な設備があるところで修復したものだと、プロでもわからないような完璧な仕上がりになっていることもあります。

Content title check02全体のキズ

中古車を購入するとき、誰もがもっとも気になる項目のひとつが“キズ”

残念ながら、キズがまったくない中古車というのはほぼ皆無に等しいでしょう。明らかに「こすった」「ブツけた」などの目立つものは修理が必要ですが、よく観察してみると、きちんと磨けば消える程度のものも多いのです。ショップでは展示車両を毎日のように洗車するため、元のオーナーがかけたワックスが全部落ちてしまい、地肌にある小さいキズが見えやすくなっています。そんな細かな擦りキズ程度ならクリーナーがけで十分にカバーできるはず。逆に年式のわりにキズが少なくツヤのいいものは、塗装をやり直している場合もあります。塗装表面は年数に応じて確実に劣化してしまうもの。全体のキズ・塗装の状態が年式相応であるか、確認するようにしましょう。

Content title check03タイヤ/ホイール

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中古車を購入する際は、消耗品であるタイヤにも気を配りましょう

タイヤの山がキッチリ残っているかどうか、クギなどが刺さっていないかなどの確認をしっかりしておきましょう。足まわりチェックで意外な落とし穴となるのが、いわゆる“社外品”と呼ばれる、その車種の純正品ではないアルミホイールを装着している場合。その際、盗難防止用のロックナットを使用していると、ホイールをはずすにはキー代わりになる専用のアダプターが必要となります。これがないとホイールをはずすことが出来ません。きちんと、装着ホイール対応のアダプターがあるかどうかを確認しましょう。社外品のホイールが装着している場合は、同時に元々付いていた純正ホイールもセットであるかどうかを確認してみましょう。社外品ホイールの好みは人それぞれですし、純正ホイールに戻したいという場合は新たに購入しなくて済みます。

Content title check04排気音とマフラー

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マフラーは規定の音量以下でないと車検には通りません。破損していないかはもちろん、社外品に換装されていないかも確認しましょう。マフラーも消耗品のひとつ。温度の高い排ガスの通り道なので、いつかはその熱によって穴が開くものです。早いもので4〜5年で交換が必要となります。厄介なのは、購入直後にマフラーが壊れてしまった場合。消耗品なので保証対象外としているお店が多いので、購入前に保証内容をきちんと確認することが大切です。社外品のスポーツマフラーを装着している場合、そのマフラーが車検対応であるかきちんと確認しましょう。その際、「JASMA(日本スポーツマフラー協会)」認定プレートがマフラーに付いているかどうかが、一つの目安になります。このプレートが付いているマフラーは、保安基準への適合が事前に審査・確認されているので、純正品同様に安心して購入できるのです。

内装のチェック

チェックするポイントはたくさんありますが、その中でも臭い・汚れ・シミの有無、前のオーナーの主な用途など判る範囲でお店の人に聞いてみましょう。普段目にする大切な空間だけに、細かくチェックしましょう。

Content title check01窓ガラス/ドア/パワーウインドウ

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運転席に座ってまず確認したいのは、フロントガラスのひび割れの有無。走行中、飛び石などによる衝撃で小さいひびが入ってしまうことがあり、基本的にフロントガラスに割れやキズがあると車検にはパスできません。 当初は小さなひび割れでも、走行中の振動などでさらに広がることもあります。大事に至らないうちに、リペアなどで修復する必要があります。また基本的な操作確認として、すべてのドアの開閉ロック確認、パワーウインドウの開閉確認、ミラー操作、サンルーフ車ならルーフの開閉など、運転席まわりの電装系チェックをひととおり行うべきでしょう。

Content title check02室内ミラー/サンバイザー/室内照明

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運転席に座ったら頭上のほうもしっかり確認。ルームミラーに防眩機能(夜間、後続車からのヘッドライト光を和らいでくれる機能)は付いているか、サンバイザーは運転席と助手席の両側にあるかなどをチェックしましょう。もし助手席側サンバイザーの裏側に「バニティミラー」と呼ばれる化粧直し用のミラーがあれば、その車種のなかでも比較的グレードが高いクルマといえます。このサンバイザーの表と裏の色の違いが、そのクルマの経年具合を示す目安のひとつともいえます。前オーナーが車内で喫煙してたら、より色の違いが出てきます。 室内照明もすべて点灯してチェックしましょう。まれなケースですが、入庫後に電球が寿命を迎えている場合もあります。こうした場合は、もちろんお店側で交換を行ってくれます。昼間だと、どうしても見落としがちのチェック項目なので、気をつけて確認する事をお勧めします。

Content title check03シート

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運転席のシートは、“シートに座っただけで前オーナーの使い方が想像できる”というぐらいのチェック項目。しかし展示車のシートに座っても、極端にクッションがヘタっていない限り、その善し悪しを判断するのは難しいことです。それでも運転席と助手席の両方に座ってみれば、運転席のシートがどれぐらい劣化しているかがわかるはずです。シートに付着した若干の汚れならば、納車前のルームクリーニングでほとんど消えてしまうため、それほど気にする必要は無いはずです。ただ、タバコで焦がしてしまってできた穴などは修復が難しくなります。気になる方は、事前の確認を十分に行う事をお勧めします 。

Content title check04ダッシュボード/灰皿

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中古車のダッシュボードや灰皿の状態は、前のオーナーの使い方が現れているものです。たとえば、灰皿の表面が剥げているようであれば、当然“喫煙車”だったので、シートやウインドの内側にヤニが付着しているかもしれません。シガーライターを確認してだいたいの使用頻度を推し量る事も出来ます。またコンソールまわりに傷がある場合は、もともと後付けでナビやオーディオを装着していた可能性があります。プラスチック樹脂のダッシュボードについた傷は修復が難しいので、現車を実際に見て、納得した上でご購入ください。 さらにハンズフリーで携帯電話を使えるアダプターが付いていればお得と言えます。メーカー純正オプション装備でかなり高価であったりします。後付けしにくいので、合わせてチェックしておきたいですね。

Content title check05ステアリングとエアバッグ

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ステアリングホイールをチェックする時にはSRSエアバッグが装着されているかを確認しましょう。エアバッグの有無で、任意保険の割引にも差が出ます。また、最近は助手席にもエアバッグのあるデュアルエアバッグ装着車や、横からの衝撃を軽減するサイドエアバッグの装着車も高級車を中心に増えて来ました。安全対策として、こうした装備がオプションで付いていないかチェックする事も、買い得感を高めるポイントと言えます。ステアリングホイールの材質は、普通のプラスチックと本革の2種類に大別されますが、まれにオプション類のウッド材のものもあります。当然ながら、ステアリングは運転中もっとも手が触れている部分なので、それなりに消耗する部分です。気になるほど大きな傷や塗装の剥げ、汚れがないかチェックしてみてください。

Content title check06トランクルーム

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見落としがちなのがトランクルーム。汚れ、シミなどがついていないか要注意。カーペットもめくってみて、チェックしましょう。その際、「テンパータイヤ(応急タイヤ)」の状態や車載工具の有無も合わせてチェックしておきましょう。

電装品のチェック

電装品は実際に動かしてみて判断しよう。作動するかどうかだけでなく、異音などにも注意してチェック。

Content title check01ライト類

Point 4 01

完全な消耗品であるライト類は、たとえ購入直後に球切れを起こしたとしても、保証でカバーしてくれるショップは数少ないのが現状です。球切れでお店まで足を運ぶのも面倒なもの。念のため確認をしておきましょう。ヘッドライト、ウィンカー、ハザード、補助灯、フォグランプ、後退用ランプ・・・展示車両となる前に確認されたパーツばかりですが、まれに展示中に球切れを起こしている場合もあります。これらは、納車前点検でも確認される部位ですが、お客様自身の目で確認する事でより納得感の高いクルマ選びが出来ることでしょう。

Content title check02オーディオ/ラジオ類

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ダッシュボード周辺は、真夏時では約80度前後の熱を持ってしまいます。逆に冬場は氷点下になることもあります。年数が経過しているオーディオは、このような温度変化によって耐久性が落ち、どうしても品質変化が起きやすいのです。オーディオでチェックしておきたいのは、まずスピーカー音。オーディオのフェダー/バランス調整を使って、スピーカーをひとつずつ聴いてみましょう。カセットやCD・MDは、実際に再生してみて確認する事をお勧めします。音飛びや、チェンジャーの動作が確認出来るだけでなく、音質の確認もできます。車中ではラジオだけという人なら、こだわりは不要ですが、音楽を存分に楽しみたい方は、古くなったオーディオも消耗品のひとつと考えて、新品などに換える事も新しい楽しみの一つになるかも知れません。その際、輸入車系ではコンソールパネルの形状次第でお気に入りのオーディオが取り付けられない場合があるので、機種の対応状況も事前に確認しておきましょう。

Content title check03ナビ/ETC

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カーナビが付いている車であれば、ます取り扱い説明書があるのかを確認しましょう。メーカーによって操作系がまちまちのナビには必須アイテムになります。説明書を見ないとわからない機能は意外にたくさんあるものです。さらに搭載されているソフトが最新のものかどうかをチェック。モノによっては起動時や特殊操作でソフトの製作年がわかるようになっています(そのためにも取り扱い説明書が必要なのです)。使用されるメディアはDVD-ROM/HDD(ハードディスクドライブ)の3種類に大別されます。内蔵しているデータが古い場合は対応できるメディアでアップデートすればより快適に使用できます(だいたい1万〜2万円前後です)。できれば、周辺の渋滞を知らせてくれるVICSも搭載されているかチェックしておきしょう。後からVICSだけを付けようとすると、特に純正品は工賃を含めかなり高価なので、付いていればお得と言えます。ETCは、たとえ現車に機器が付いていたからといってすぐに使えるわけではありません。車体番号と機器の製造番号、所有者を登録するセットアップ業務が必要となります(セットアップ料は3,000円)。もとから付いていれば、やはりお得ですよね。

Content title check04ワイパー

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ワイパーでまず確認すべきは直接ウインドウと接触するラバー部分とブレード本体でしょう。どちらも消耗品なので、通常通りに使用していても、それぞれ半年ごと、1年ごとの交換が必要なパーツです。また、実際にウインドウォッシャーをかけてラバーの拭き具合を確認してみましょう。ワイパーを確認する際、もっともポイントを置きたいのは、ワイパーの根元にあるモーター部分です。経年劣化によってこのモーターが故障をきたすことがあります。輸入車の一部にはワイパー1本でウインド全面を拭くタイプもあり、当然、モーターにかかる負担は大きくなります。また降雪地帯では冬場にかなり酷使されているはずです。異音がないか、ワイパーが正しいリズムで動いているか、ぜひとも確認しておきましょう。

エンジンルームのチェック

信頼できるお店は、エンジンルームの中もきれい。汚れたままだとチェックもできません。お客様にチェックして貰うためにも、ボンネットのウラまできれいにしてお待ちしております。

Content title check01ゴム系パーツ/エンジン音の確認

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参考になるのは、エンジンをかけた時に発生する様々な音

まずボンネットを開いてエンジンルームを見渡してみましょう。各種フルード類の残量や色味、ベルトの張り具合や、ゴム系パーツの劣化によるひび割れの状況など、目で見たり触れたりしてある程度の判断がつく部分もありますが、クルマの心臓部だけに一般ユーザーではコンディションの良し悪しをなかなか判断しづらい部位であると言えます。参考になるのは、エンジンをかけた時に発生する様々な音。イグニッションキーを回した直後のエンジン音はどうしても高めですが、2〜3分ほどアイドリングを続ければ安定し、エンジン回転計もだいたい600〜800rpm付近で落ち着いてくるはずです。このとき、異音が無いか、注意深く耳を澄ましてみましょう。通常であれば、規則正しいエンジンの回転音と冷却用のファンの音が響いているはずです。少しでも気になる事があればスタッフに質問してみましょう。エンジンを支えるゴム系マウントの劣化による振動など、年式相応のヤレはどうしてもついて回ります。気になる部分が購入後に問題となるかどうか、事前に確認しておけば納得のクルマ選びが出来ることでしょう。

税金・保険

見積時の説明にしっかり耳を傾けて、説明を受けましょう。特に保険は、イザと言う時に後悔しないように、アドバイスを受けておきましょう。

Content title check01自動車取得税

クルマを取得することに対して課せられる税金です

取得価格の5%で50万円以下は免税されます。ここで言う取得価格とは、販売価格ではなく、(財)地方財務協会が発行する「課税標準基準額一覧表」に基づいた評価額のことで、これに5%が課せられたものを自動車取得税としています。店頭表示価格が100万円以下のクルマであれば、取得価格は50万以下となるケースが多く、その場合無税となります。ちなみに取得価格は半年単位で計算され、登録された年で新車価格の約7割、翌年で5割に評価が下がります。輸入車の場合は地方自治体によって扱いが異なり、販売価格に対して課税されることもあります。

Point 6 01Point 6 01

Content title check02自動車重量税

車検取得時に必要になる税金のことです

車検の有効期限が残っている中古車の場合は不要で、自動車税のような月割りの負担金はありませんが車検のない中古車を購入する場合は、新たに車検を取ることになるので、車検期間分(乗用車は2年分)の税金が発生します。一度納めた税金は、車検の残っている期間中に売買したり、あるいは事故等で廃車になってしまったりしても、払い戻しはなく、車検取得時の所有者が車検期間分のすべてを支払うことになります。 軽自動車の場合は、重量によって税額が変わることなく、すべて一律になっています。

Point 6 02

Content title check03自動車税

通常は年度単位で課税され、4月1日の時点で所有者(あるいは使用者)である者が納めることになっています

中古車の場合、登録の翌月から3月末までの期間を月割りで納入します。例えば、1,500ccのクルマを5月に購入すると28,700円、10月だと14,300円になります。3月だとゼロですが、翌月4月に自動車税の納税通知書が送付されてくるので、その時点で、翌年3月までの1年分として34,500円を納付しなければなりません。なお、軽自動車の場合は月割り制度がないため、購入時に自動車税を負担する必要はなく、翌年度分からの納入となります。

Point 6 03

Content title check04自賠責保険と任意保険

いくら運転に自信があっても、任意保険の料金はクルマに乗るための必要経費と考えましょう

加害者になって、莫大な賠償金を払うことを思えば、決して高くはないはず。まずは最低限必要なものとして認識しておきましょう。

●自賠責保険

正式には「自動車損害賠償責任保険」と言って、所有者に加入が義務づけられています。新車購入時には、車検期間の3年に1カ月分の余裕を加えた(車検時に保険の空白期間が発生するのを防ぐため)37カ月分を全納します。中古車の場合には、車検が切れていれば25カ月分、継続して車検を取得する時は24カ月分を支払います。車検が残っている場合「カーチス」では、自賠責保険の残月分をお支払い頂いております。

●任意保険

義務づけられていない保険ですが、加入しない場合のリスクを考えると必要です。万一、事故を起こした場合、被害者への支払い金額がきわめて高額になってしまう現状では、自賠責保険だけでは決して安心する事ができません。そのため、予算の一部としてさらに加えて考えておくべきでしょう。保険の自由化が進み、保障内容・その他の条件等によって細かく金額が変わってくるので、詳しくは保険会社と相談してみましょう。

Content title check05消費税

税率は5%ですが、法定費用の中で販売会社の収入にならない印紙・証紙代と税金類だけは課税対象となりません。車両代金はもちろん付属品、保険料、手数料など、ほとんどの項目が課税対象となります。